HOME << ポイント3 中古機械査定のポイント << ポイント3-1 メーカーによるポイント
中古機械査定のポイント
3-1メーカーによるポイントPOINT 1
一流メーカーほど有利
やはり、いわゆる一流メーカーと呼ばれるメーカーほど、高く査定がつきます。例を挙げれば、森精機製作所、オークマ、ヤマザキマザック、岡本工作機械といったメーカーです。
こうした一流メーカーが高く査定がつく理由としては次の3つのことが挙げられます。
- 中古機械に対するアフターサービスがしっかりしている
- 部品の供給体制がしっかりしている
- ブランドイメージが良いので高く売り易い
こうしたことは、中古車市場でいえばトヨタ車が高く査定されるのと同じ理由と言えるでしょう。
海外ネットワークもポイント
また、今や中古機械市場も国内だけではなく、アジアを中心に全世界に広がっています。従って、海外でのサービスネットワークが充実しているメーカーは、相対的に高く査定される傾向にあります。
例えば 森精機製作所、オークマなどはそうしたメーカーの代表例といえるでしょう。
制御装置はファナック
NC工作機械の査定で大きなウエイトを占めるのが制御装置です。制御装置には ファナック、メルダス(三菱電機)、ヤスナック(安川電機)、OSP(オークマ)、マザトロール(ヤマザキマザック)、トスナック(東芝機械)、NEC 等がありますが、査定において有利なのは圧倒的にファナックであるといえるでしょう。
ファナックが有利な理由は、前ページで挙げた3つの理由にそのままあてはまるからです。